Redhat8.0 : Courier-IMAPを使う

2003.07.09


上へ
POP3とAPOP
UW-IMAPでMaildir
Courier-IMAPを使う

Courier Imap

私は,メーラをShurikenPro2(JustSystem)を使っていました。
振り分けルールの作りやすさと軽快さが気に入っているのですが,サポートしているプロトコルで,POPかAPOPという選択肢しかないので,APOPが使えるUW-IMAPを使っていました。

UW-IMAP + MaildirパッチでMaildirで運用していたもののSquirrelMailでフォルダ名が表示されないというトラブルがあり,結局オリジナルに戻っていました。以下の".mailboxlixt"を削除すればOKという情報もあるのですが,なんかうまくいきませんでした。(いろいろいじくりすぎて判らなくなったし)

http://sanguine.jp/pipermail/squirrelmail-users/2002-December/000097.html

で,Courier IMAPを使ってみることにしました。Courier IMAPではAPOPは使えないのが問題でした。

ところが,ShurikenPro3にバージョンアップされ,IMAPを使うようになったら,APOPは不要と言うことになりました。

IMAPとして使う場合,Courier-IMAPでも,UW-IMAPのどちらが良いのかという話になります。私は,デフォルトで,Maildirをサポートしている,Courier-IMAPの方が,良いと判断しました。

 

何が必要か

bulletCourier IMAPのサイト( http://www.inter7.com/courierframe.html )から
bulletソース http://www.courier-mta.org/download.php#imap
bullet情報
bullet http://sanguine.jp/pipermail/squirrelmail-users/2002-October/000057.html
bullet http://www.squirrelmail.org/wiki/en_US/SquirrelMailAndCourierIMap

 

インストールする

コマンド

説明

## RedHat 8.0
## 適当な作業ディレクトリで。
# bzip2 -dc courier-imap-2.0.0.tar.bz2 |
tar -tvf - courier-imap-2.0.0/courier-imap.spec

rpmbuild -ta courier-imap-2.0.0.tar.bz2

だけで,コンパイルして動作するのですが,インストールディレクトリが気に入らないのと,--enable-unicodeが設定されていないので,ちょいと変更。

# cp courier-imap-2.0.0/courier-imap.spec \
   /usr/src/redhat/SPEC

# cp courier-imap-2.0.0.tar.bz2 \  /usr/src/redhat/SOURCE

作業ディレクトリ上の courier-imap-2.0.0.tar.bz2とかcourier-imap-2.0.0/courier-imap.specとは削除してください。
# cd /usr/src/redhat/SPEC
# vi courier-imap.spec
修正内容は以下のようにしました。
--enable-unicode がポイントで,後はディレクトリの変更なので,直さなくてもOKです。
変更前 (38行目)
%define _sysconfdir %{_prefix}/etc
%define _mandir %{_prefix}/man
変更後
# 2003.2.1 Modified by hizumi ----------------------------------
# %define _sysconfdir %{_prefix}/etc
# %define _mandir %{_prefix}/man
%define _sysconfdir /etc/courier-imap
%define _mandir /usr/share/man
%define xflags --enable-unicode=iso-8859-1,utf-8,iso-8859-10,ISO-2022-JP
# --------------------------------------------------------------
# su rpmbuilduser
rpmbuild -ba courier-imap.spec
# exit
rpmbuilduser というのは,私が作成したRPM作成用のユーザです。/usr/src/redhat配下の書き込み権を持ちます。
Courier IMAPは,rootでのコンパイルを許していませんので,一般ユーザになる必要があります。
# rpm -e imap
# rpm -e imap-devel (インストールされている場合)
UW-imapをアンインストールします
# cd /usr/src/redhat/RPMS/i386
# rpm -ivh courier-imap-20..0-1.9.0.i386.rpm
 

作成したファイルはここにおいてあります。
IEなどのウェブブラウザでは,ftpが失敗する可能性が大きいので,リンクは張っていません。(参考: ftpクライアントの設定

bulletftp://ftp.aritia.org/pub/hizumi/RedHat9.0/RPMS/courier-imap-*.i386.rpm
bulletftp://ftp.aritia.org/pub/hizumi/RedHat9.0/RPMS/courier-imap-ldap-*.i386.rpm
bulletftp://ftp.aritia.org/pub/hizumi/RedHat9.0/RPMS/courier-imap-mysql-*.i386.rpm
bulletftp://ftp.aritia.org/pub/hizumi/RedHat9.0/RPMS/courier-imap-pgsql-*.i386.rpm
( ftp://ftp.aritia.org/pub/hizumi/RedHat9.0/RPMS/ )
bulletftp://ftp.aritia.org/pub/hizumi/RedHat9.0/SRPMS/courier-imap-*.src.rpm (ソース)
 ( ftp://ftp.aritia.org/pub/hizumi/RedHat9.0/SRPMS/ )

RedHat8.0で作成された1.7.xもありますが,更新されていません。

bulletftp://ftp.aritia.org/pub/hizumi/RedHat8.0/RPMS/i386/
bulletftp://ftp.aritia.org/pub/hizumi/RedHat8.0/SRPMS/  (ソース)

 

起動方法

コマンド

説明
# /etc/init.d/courier-imap start chkconfig --list を見れば判りますが,ブート時の起動設定はされています。

パスワードは,ログインパスワードが使用されます(PAM認証)。Courier IMAPは,その他の認証(LDAP,MySQL等)もサポートされています。

 

他のソフトの設定

bulletPostfixでMaildirを使う
bulletCourierIMAPの場合のSquirrelMailの設定
bulletPHPは,ここにおいてあるもの,そのままで問題ないようです。RedHatのPHPは,UW-IMAPのライブラリパッケージ(imap-devel)が必要なんで,ソースからコンパイルするときは,imap-develをインストールする必要があります。でも,SquirrelMailで,IMAPライブラリのインタフェースを使っているのかどうかは,判りません。

 

horizontal rule

改正歴

2003.03.30 ftpサイトのURLを修正
courier-imap 1.7..1 ベータ版のRPMを追加
2003.04.26 ftpサイトのリンクを外した。
2003.04.27 RedHat9版のftpサイトのアドレスを記述
2003.05.14 バージョン番号を*に変えた。バージョンアップごとに,このページの更新は行わない。
2003.07.09 ftpサーバにあるバージョンは,2.0.0。ついでに,誤記の訂正。

 

horizontal rule